2008年6月2日月曜日
野鳥と遊ぶ:クレステッド・ピジョン(タテガミ鳩)
● タテガミバト
野鳥と遊ぶ:クレステッド・ピジョン(タテガミ鳩)
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あちこちに普通にいる鳩の話。
「タテガミ」が特徴の鳩がいる。
最初のうちは「タテガミなし」と一緒であった。
ツガイかと思っていたが、そのうちタテガミなしが消えていなくなり、このタテガミだけが残った。
調べてみたら、外形はオスメス一緒ということであるから、タテガミなしは別種の鳩ということになる。
ではこのタテガミなしは何んという鳩だろうと検索してみた。
クビの周りにウロコのようなキラキラ模様を持っているのが特徴の鳩。
「マダラコキジバト」といい、「キジ鳩」の種類という。
タテガミが追い回すので、ツガイだと思っていたときは求愛行動だと思っていた。
どうもそうではなく、テリトリー確保の攻撃のようであった。
それに負けて、キジ鳩の方はたまに姿を見せる程度になってしまった、ということのようである。
まずは、「タテガミ鳩」、別名「トサカ鳩」。
英名「クレステッド・ピジョン:Crested Pigeon」。
「連雀鳩:レンジャクバト」とも呼ばれる。
ショップで売っている小鳥用のビニール袋に入った鳥餌の花の実や種をエサ台にまくと、肝心の鳥がくる前にこの鳩が食べてしまう。
また、コカツーを追い出して占領したエサ台のロリキートに、エサを求めて果敢にも割り込みを繰り返すことがある。
しかし、その度にレインボーに追い出されてしまい、成功して協食している光景をみたことはない。
買い餌は通常、2種類。
ヒマワリの種と花の実や種。
ヒマワリの種はコカツー用、マグパイやコレーラも食べる。
花の実は小さな鳥用、鹿の子雀、ロゼーラ、鳩、など。
ときどき、この2種類を混ぜておく。
エサはこれに水に浸したパンが加わって、合わせて3種類になる。
レインボーは何でも食べる。
しかし、この鳩は水の中のパンを食べることはしない。
水の上に出ているパンをついばむだけ。
皿のまわりを回って外にこぼれたロリキートの食べ残しを拾っている。
鳩のイメージとして平和な鳥なのだろう、あのマグパイのようなしつこさはない。
それに食べる量もマグパイほどではないので、ほっておいても特に害にはならない。
街中なら害になるのはその糞であるが、ここは住宅地である。
ために、完全に無視してしてしまう鳥、無視されてしまう鳥になってしまう。
ツガイでいるときは求愛行動であろうか、お尻をもちゃげてシッポを垂直に扇形にヒューヒューと繰り返し何回も広げる。
なかなかお見事。
これが行動時の特徴。
尻尾を扇形に広げる鳥は、ここではワグテールとこの鳩だけである。
ワグテールはツガイで行動することはないようなので、求愛とは無関係に気分によって広げるようだ。
トサカが立っているところから俗称「モヒカン鳩」といわれている。
小さいころ、アメリカインデイアンの滅びゆく種族を書いた本、「モヒカン族の最後」の絵本を涙を流して読んだことがある。
「モヒカン」とはこの小説からきたと思うが、この鳥とはまるで関係のない話。
● タテガミバトとブラック・ダック
『
★ トサカのある鳩 オーストラリアでのナチュラルライフ
http://ameblo.jp/byronbay-jp/entry-10036038244.html
トサカのある鳩。
こちらの鳩はオーストラリア産の鳩だそうで、日本の鳩よりちょっとスリム?な感じ。
一番の特徴はと言うと・・・、頭にトサカがあるのです。
名前は:Crested Pigeon、訳:トサカのある鳩
そのまんまです。
この頭のトサカがチャームポイントになってるのか?
日本では鳩が可愛いとは感じなかったのですが、このハトを見かけると可愛い・・・と思えるので不思議です。
町中をお散歩してると良く見かけるのですが、今回はなんと我が家の駐車場をウロウロしてるのを目撃。
たまたまなのかなぁ・・・
と思っていたら、毎日のように現れるように。。
そしてよっく観察してみると・・・・
小さな小枝などを運んでる様子♪
どうやらツガイで近所に巣を作ってるようなのです。
日に日に冬らしい天候になってきて、朝晩はほんっとに寒くなりました・・・・
鳩さん達が立派な巣を作って無事に冬を越してくれますように。
』
エサ台にコレーラがやってきた。
タテガミ鳩が2度3度と盛んにアタックをかけるが、まるでダメ。
ちなみに、この鳩がアタックかけてエサ台の他の鳥を追い出したのを見たことがない。
なんともヒ弱な鳥、というより平和な鳥。
他の鳥との関係に特徴がないため、どうしても無視されてしまう鳥になる。
● リトル・コレーラとタテガミバト
【☆☆☆ 追稿:11月以降 ☆☆☆】
5倍光学望遠のコンパクト・デジカメを購入しました。
それで撮ったタテガミバトの動き。
● リトル・コレーラに追い出されるシーンを
次はロングビルト・コレーラのエサ台にアタックする。
● ロングビルド・コレーラとタテガミバト
でも、ダメ。
やっぱり追い出された。
● それでもこりずに後ろからそーっと
● また追い出される。
やはりダンプ系の鳥は強い。鳩はやさしい。
● アラ、珍しい。レインボーが追い出しをかけないとは。
そうか、エサがなくなっている。
ということは、タテガミは残飯整理人ということになる。
● いえいえ、昨今は鳥民主義の流れで、ハトにも権利はあるのです。
面白い写真が撮れました。
● タテガミがエサ台にやってきた。
● レインボーと仲良く。
● そこへロングビルドが乱入する。
● しめしめと思ってエサ台をみる。
● アレ!よくよく見ると肝心のエサがない。
「おい、どうしてくれる。」
なを、マグパイはエサ台のタテガミを追い出すだけでなく、歩いているタテガミを追い回す。
タテガミにとって、マグパイはいやな天敵になりつつあるようだ。
電線に止まっている形は絵になる。
緑の草花がまるで似合わない鳥だが、空に対しては突き出たタテガミが、ピタリと何もない空間に刺し込まれたようにフィットする。
ビデオはこちら。
『
★ Crested Pigeon (Geophaps lophotes)
http://video.google.com/videoplay?docid=8860641724897441318&q=&hl=en
』
「Wikipedia」は下記になります。
日本語モードで「Crested Pigeon」と入力し、下の記事が検索されたら[このページを訳す]をクリックしてください、日本語訳版になります。Wikipediaの写真はクリック すると「拡大」できます。
『
★ Crested Pigeon - Wikipedia, the free encyclopedia [ このページを訳す]
http://en.wikipedia.org/wiki/Crested_Pigeon
』
【Top Page】
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