2008年6月5日木曜日

野鳥と遊ぶ:ホワイト&ブラウン・ハニーイーター


 ● 上 ホワイトネープド・ハニーイーター
 ● 中 ホワイトスローテッド・ハニーイーター
 ● 下 ブラウン・ハニーイーター
   :すべて[Wikipedia]より  
 

 野鳥と遊ぶ:ホワイト・ハニーイーター&ブラウン・ハニーイーター
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 写真はリビングの前にある木で、リビングからガラス越しに撮ったものです。
 残念なことに今はシーズンでないのでチラホラですが、最盛期には大量の赤い花で見事におおわれます。

 ということは、リビングから鳥たちがついばむのを観察できるという好条件に恵まれています。
 でも、写真はなかなかとれません。
 望遠一眼レフなどをリビングにセットして、鳥がきたらシャッターを押すといったことでもやればいいのだが、残念なことにカメラ趣味はないし、さほどに気長ではない。

 この花の蜜を求めてくるのがハニーイーター。
 盟主はその数で他を圧倒する「ノイジー・マイナー」。
 これは、すでにとりあげましたので、ここではそれ以外のハニーイーターを見てみます。


 ●この木の花の蜜を吸いにいろいろな鳥がくる。
  写真はマイナーが来ているところ。
 左右端の黒線はサッシの縦枠になります。


 ハニーイーターはひじょうに種類が多い。
 まずは「ホワイト・ハニーイーター」。
 この鳥には「White-naped Honeyeater」と「White-throated Honeyeater」の2種類がある。
 写真で見比べてください。

 「ホワイトネープド・ハニーイーター   和名:ハチマキミツスイ    」は、目の回りが赤い。
 「ホワイトスローテッド・ハニーイーター 和名:ノドジロハチマキミツスイ」は、目の回りが白い。
 ところが、「ホワイトネープド」には赤目のほかに白目もいる。
 赤目系は東部地域に生息し、白目系は西部地域に生息するとされている。

 この2種は大きさが同じで、外見も同じ、さらにここは生息地が重複する地域にも当たっている。
 ということは、もし白目のネープドがいたら、スローテッドと同じに見えることになる。
 スローテドの「ノドジロ:喉白」と言っても胸の部分は白いので何がどう違うのか分からないし、小さな差異では遠くからはまったく区別はつかない。
 後述のビデオで「東型:Eastern form」とあるのは赤目系、「西型:Western form」とあるのは白目系になります。
 ところがありがたいことに、ここは東部地域になり赤目鳥系の領域になりですので、区別が容易になります。

 よってこの「ホワイトネープド」と「ホワイトスローテッド」の2種類は、大雑把には目の色で区別できるということになる。
 とはいうものの、小さな鳥の目の色を遠くから判断するのは至難の業。

 学術的な特別の区分けが必要でなく、素人趣味の「野鳥とあそぶ」くらいなら、White-系のハニーイーターは合わせて「ホワイト・ハニーイーター」でいいのではないかと思っています。

 ハニー・イーターとは木々の花蜜を吸う鳥という意味で「ミツスイ」と言われていますが、その名のとおり尖ったくちばしを花に突っ込み蜜を吸う。
 マイナーもミツスイ科の鳥、すなわちハニーイーターであるが、ホワイト・ハニーイーターの倍ほどあるのでひじょうに分かりやすく、写真で見るように蜜を吸う姿を間近かで観察することができる。

 ところがこのホワイト・ハニーイーターはスズメよりも小さいので、枝と枝の間に隠れてしまい、なかなか全体の姿を見るのが難しい。



 ● ブラウン・ハニーイーター
   花の大きさと比較してみてください。
   いかにこの鳥が小さいかがわかります、花に隠れてしまうほどです。
   室内からでは、この程度で目一杯、よく撮れたと思うほど。

 似たような鳥に「ブラウン・ハニーイーター: Brown Honeyeater」という鳥がいる。
 ホワイトよりもさらにスリムで薄い茶色のようなの羽根をもっており、大きさも同じなため、これも枝葉に埋もれて確認しにくい。
 だが、明確に違うところが一箇所ある。
 クチバシである。
 ホワイトは短いが、この鳥は長く大きく弓なりに湾曲している。
 蜜を吸うときはこのクチバシが見えるので、ホワイトかブラウンかの見分けはすぐつく。

 残念なことだが、ガラス窓を通しての距離で撮るかぎり、この3種のハニイーターはほとんど写真の映像として得ることはできない。
 何度か試みているが、あまりに小さすぎ、かつ枝葉の後ろになってしまい写真に撮ることが難しい。
 なんとか撮れてこの程度、窓ガラス越しの距離ではこれで目いっぱいである。


 ホワイト・ハニーイーターの際立った特徴、「自分で死んでしまう」こと。
 エッツ、と思われるでしょう。
 こういうことです。
 何かに驚いて逃げ出すとき、窓ガラスにぶち当たる。
 「ドンー」
 2、3時間して、窓下にいってみると、アリがたかっている。
 ガラスにぶち当たった衝撃で死んでしまったのだ。
 首の骨でも折ってしまったのだろう。
 かわいそうなことこの上ない。
 埋めてやる。

 グリーンロリキートもしばしばこの反対側になるテラスのガラスにぶち当たる。
 音がしたのですぐに見てみるが、鳥の姿はない。
 ぶち当たっただけで、また体勢を戻して飛んでいってしまったのであろう。
 自分の力で死んでしまうとは、どういうことだろう。
 あまり聞いたことがないのだが。

 「ドンー」と音がした。
 今度はすぐに見てみる。
 窓の下に転がっていた。
 拾い上げて手のひらの中に入れておいた。
 しばらくして気がついたとみえ、もそもそと動いてすかさず飛んでいった。
 脳震盪を起こしただけであった。

 「ドンー」と音がした。
 同じようにハニーイーターを拾う。
 しばらく手に入れておいたが、まるで動かない。
 テーブルの上に置いておいた。
 1時間ほど見ていたが、ついに目が覚めなかった。
 自力で死んでしまったのだ。

 埋めてやる。
 数日たって、どうなっているかと掘り返してみた。
 死体がない。
 アリのえさになった形跡もない。アリなら羽根は残っていてもいいはずだが。
 掘り返すとき、犬やネコが先に取り出しただろうかと注意したが、そのような痕跡はなかったように思うが。
 羽根ごと地中に溶けてしまったのだろうか。


 下記の写真はバードウオッチングのガイドをされている方のホームページから拝借しています。
 他にもバードウオッチングで得られたいろいろな鳥のすばらしい写真が数々載っています。


★ ケアンズバードウォッチング

http://cairns.nu/home/2007/09/post_529.html
 ハチマキミツスイの給餌の瞬間。最低だ。
 こんなシャッターチャンス2度とないのに、コンパクトデジカメがマクロモードとか変な設定になってたからブレブレ。悔しい。
 被写体までの距離は30cmくらいだったかな。悔しい~!
 ヒナは体長10cm程度。地上近くの薮で、ずっと親鳥を待ってた。
 英名:White-naped Honeyeater

 ●ホワイト・ハニーイーターとブラウン・ハニーイーター

http://cairns.nu/home/2008/03/post_678.html
 オーストラリアの幅い広い地域に分布するサメイロミツスイ。
 ケアンズでも、最も普通に見かけるミツスイの一つ。
 この子も町なかの植え込みにいて、・・・
 昼休みにご飯を買いに行くついでに(いないかな?)と300mmとカメラを持って出て思惑通り撮り直した写真です。
 それくらい身近にいる。
 でも「12cm~」とかなり小型で色彩も地味なので、興味の無い人の眼にはなかなか映っていないかもしれない。
 英名:Brown honeyeater (どう見てもブラウンではないが...)



 もう一つ。
 鹿の子雀でも援用させていただいたサイトですが、その「12cm~」というブラウン・ハニーイーターの大きさが手と比べられてひじょうに分かりやすいです。


★ 「Darwinな日々」: Brown Honeyeater
http://fukumiku.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/brown_honeyeate.html

 英名:Brown Honeyeater
 和名:サメイロミツスイ

 かなりの種類がいるミツスイの中でも、よく目にしてたのがこのサメイロミツスイでした。
 目元の黄色がポイントかな。
 和名の「サメイロ」は「鮫色」と書くようですが、いわゆる灰色のことみたいですね。
 地は灰色かもしれませんが、背中部分には黄色(黄緑?)が入っているのであまり灰色っぽくは見えませんよね。。。
 Brownという英名にもイマイチ納得いきませんが。
 他に特徴なかったのかよ!と突っ込みたくなります。
 さて、皆様気になるのは「手に乗ってる!」ってことだと思います。野生の鳥が警戒心無く手に乗ってくる!?なんてことは残念ながら無く、捕獲したこの子を放そうとしたらしばらく手に留まったままになっただけなんです。あは。
 最近鳥ばかりですが、その辺は気にしないでください。
 鳥が好きな上に鳥の調査してたので、写真も多いんです。。。

(☆:このサイトは閉頁されたようです)



 ビデオは下記です。
 同じように小さい鳥ですので、枝葉の中に埋もれているといった感じです。


★ White-naped Honeyeater (Melithreptus lunatus) Eastern form Video - 24 Jan 2007:赤目
http://wildlife.vodpod.com/video/4536-white-naped-honeyeater-melithreptus-lunatus-eastern-form?c=VideoCategory.314
★ White-naped Honeyeater (Melithreptus lunatus) Western form Video - 23 Jan 2007:白目
http://wildlife.vodpod.com/video/4605-white-naped-honeyeater-melithreptus-lunatus-western-form
★ White-naped Honeyeater (Melithreptus lunatus) - [11秒]:赤目
http://video.google.com/videoplay?docid=8186834899487479181

★ White-throated Honeyeater nestlings [43秒]
http://wildlife.vodpod.com/video/139828-white-throated-honeyeater-nestlings

★ Brown Honeyeater (Lichmera indinsticta) [28秒]
http://video.google.com/videoplay?docid=6041993514090800304



 「Wikipedia」は下記になります。
 日本語モードで各々の鳥の名前を半角英字で入力し、下の記事が検索されたら[このページを訳す]をクリックしてください、日本語訳版になります。Wikipediaの写真はクリックすると「拡大」できます。

★ White-Naped Honeyeater - Wikipedia, the free encyclopedia [このページを訳す]
http://en.wikipedia.org/wiki/White-naped_Honeyeater

★ White-throated Honeyeater - Wikipedia, the free encyclopedia [このページを訳す]
http://en.wikipedia.org/wiki/White-throated_Honeyeater

★ Brown Honeyeater - Wikipedia, the free encyclopedia [このページを訳す]
http://en.wikipedia.org/wiki/Brown_Honeyeater




【Top Page】




_