2008年5月1日木曜日

野鳥と遊ぶ:コカツー


 ● コカツー

●コカツーの集団
 写っているのが9羽、写真の外に3羽、合わせて12羽の集団。
 左の鳥は皿をクチバシで掴んでひっくり返そうとしている。 


野鳥と遊ぶ:コカツー
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 窓台に止まって、キッチンを観察する鳥がいる。
 「コカツー」だ。


 ● キッチンの窓をうかがうコカツー

 「キバタン」とも言われる。
 「きばたん (黄巴旦)」と書くので漢字の日本語読みであり、アジア地域はキバタンが正式名かもしれない。
 ということは「キバタン」と記載されている場合はアジア産の鳥を、「コカツー(あるいはコッカツー)」と記載されている場合はオセアニア産の鳥を表示している、ということになる。

 通称「黄冠インコ」。





●つがいのコカツー
 
 ひじょうにポピラーな鳥。
 ウエブを検索すれば、記事・写真が大量に出てくる。
 そして、みな可愛いと思っている、飼ってみたいと思っている。

 しかし、こいつは俗称「ワル」だ。

 白オウムだが、図体がでかい。50センチくらいある。
 白羽根はすばらしくきれい。
 長い羽毛がペン立てに何本も飾ってある。
 それに黄色い羽冠をもっている。
 白に黄色が生える。
 デザイン的にも引き立つ。
 見た目は優雅にして、器量もいい。
 そば歩いても恐れない。



●器用に足を使うコカツー。
 夕日に映えてちょっと赤っぽく。


 だが、なんとも声が悪い。
 エサを与えないとそのひどい声でギャーギャーわめく。
 天は二物を与えないのか。
 もちろん、そんなのは無視すればいい。
 エサはヒマワリの種。
 エサがなくなると窓辺によってきて催促をはじめる。


●声がわるい鳥、コカツー。


 それだけなら可愛らしい。
 困るのは、オウム特有のクチバシの強さで、網戸を食いちぎってしまうことだ。
 キッチンの窓台に止まり、料理している人にエサを催促し覗きこみ、網戸を噛む。
 そのため、我が家のキッチンの窓は下の方に大きな穴があき、一度網を交換させられた。
 いまは、樋から窓台にかけて1メートル半ほど別の網をたらし、窓台にレンガを敷いてそれを止めておくという、二重網にしている。
 長さにして4メートルほど、みっともないがしかたない。
 でも端は食いちぎられ、ボロボロになっている。

 ときどき、こいつ、クチバシのトレーニングをしているのかと思うことがある。
 せっかく数十センチまで大きくなった、パウパウの葉っぱをすべて落とし、幹をホッキリと食いちぎってしまった。
 はじめは犬がじゃれてやったのかと思っていたが、犯人はコカツー。
 元通りの姿になるのにひと夏かかった。
 と思ったら、今年もまたやられた。


●今年もコカツーに丸坊主にさせられたパウパウの木


 プラスチックテーブルの端っこは食いちぎるは、止めていた細い電線を噛み切ってしまうわで、粗暴このうえない。

 「コカツー対策」。
 窓なら対策はあるが、掃きだしサッシの場合は打つ手がない。


 ● 掃きだしサッシから「エサくれ」と。

 テラスに向いた3枚の網戸の下部分は食いちぎられ、ところどころ穴が開いている。
 今年は天候不順で蚊の発生が少なかったからいいが、来年は網の交換をして何らかの対策をほどかさないといけないだろう。


 ●ワルといわれるコカツー

 ワルだ、ワルだ、といいながらエサをやっている。
 やめりゃいいのに、一ケ月もやらなければ、向こうだって来やしないのだ。
 それでは何とも寂しい。
 呪いの文句を吐きながら、でも可哀想だからという言い訳をつぶやきながら、網戸を食いちぎられながらも、ヒマワリの種を買ってきてはせっせとエサ台にまいている。
 だいたいツガイ。

 はぐれたヤツが一羽でくることもある。
 その一羽できたコカツーに足の折れた鳥がいた。
なんで鳥が足を折るのか、いろいろ考えたが分からなかった。
 この鳥は悪さをしない、というよりできない。
 来ればすぐにエサをやった。
 だが、今きているツガイに追い出されて、最近では姿を見かけなくなってしまった。


 ●レインボー・ロリキートとコカツーが仲良く、そんなはずはない?
  単なる、一瞬の写真のマジック。


 ●レインボー・ロリキートが、コカツーを追い払いにかかる。
  追われたコカツーのために小さなエサ台へエサを置いてやる。

 
 ●コレーラに追い出されたコカツー

 実をいうと、コカツーはワルでずう体はでかいくせに、ひじょうに弱虫。
 すぐにロリキートに餌台を追い出されてしまう。
 ロリーキートは同じオウム科でも、コカツーの数分の1くらいの大きさしかない。
 それがこのザマ。
 「お前のほうがデカイのだろ、何とかせい」
 激励するが、からきしだめ。
 むなしく、おこぼれを拾う惨めな結果に成り下がる。

 しかたがないので、別の小さなエサ台にもう一度ヒマワリの種を置いてやることになる。
 こんなワルに、いたわりなど必要ないのだが、エサを採れないとなると、なんとなくかわいそうになってくるのが不思議。




 ●コカツー
  近くによっても逃げないので、写真を撮るには楽な鳥。



 ●お手軽に撮れてしまうコカツー。




 ● 写真が山のように溜り、だんだんイライラしてくる鳥。


 最近は他の鳥を注視し、こいつは無視と決め込んでいたが、ときどき知らぬ間に足元にやってきて、親指をガブリ。
 「痛テー」
 だんだん、慣れなれしくなってくる。
 「この、」
 なんていうことを。


 ● 足の指をガブリ、なんていうことを。





 ● こういうことはしないほうがいいと思います。





 ● 指をだせば、指を咬みます。
   けっこう痛いです。血が出ます。


 ビデオをあげておきます。

★ 鉄棒の名手 Gymnast SULPHUR-CRESTED COCKATOO
http://jp.youtube.com/watch?v=SgUTS5F_c2A

★ Greater Sulphur Crested Cockatoo in Sydney
http://jp.youtube.com/watch?v=TlmJ2ruyXrM&feature=related



 ●鉄棒するつもりか。

●みっともないことするなよな、オマエそれでも鳥だろうが。



 ●与えたパンの耳を足で掴んで食べるコカツー。
  この足の動きは手といっていい。



 ●「もう撮らないからね」、と念を押して撮ったコカツー。
  といいながら、ついつい翌日また撮り、溜まった画像をどうしようかと悩まされる鳥。


 「Wikipedia」は下記になります。
 日本語モードで「Sulphur-crested Cockatoo」と入力し、下の記事が検索されたら[このページを訳す]をクリックしてください、日本語訳版になります。Wikipediaの写真はクリックすると「拡大」できます。

★ Sulphur-crested Cockatoo - Wikipedia, the free encyclopedia  [このページを訳す]
http://en.wikipedia.org/wiki/Sulphur-crested_Cockatoo




【☆☆☆ 追稿:11月以降 ☆☆☆】

 5倍光学望遠つきコンパクトデジカメを購入しました。
 それでコカツー・ダンスを撮ったのですが、コンパクトカメラではちょっとシャッタースピードがおそすぎ撮りきれない。







 ● コカツー・ダンス





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