2008年6月22日日曜日

野鳥と遊ぶ:ウッド・ダック


● ウッドダック::雌雄は体の模様が違う。


野鳥と遊ぶ:ウッド・ダック
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 カモが庭をウロウロしています。
 ここでみかけるカモは「ウッド・ダック」という種類のものです。

 これは、あちこちにいます。
 道路沿いにいて、車なんのそのです。
 日本なら「お堀のカルガモ親子のお引越し」で大騒ぎですが、こちらでは「ウッドダックのお散歩」になります。
 親子で一列縦隊、ひょこひょこと我が家の庭を通り抜け、道路を横断して、真向かいの家の庭に消えていきます。
 そのうち、お帰りになります。
 同じように一列縦隊、庭を横切って川へドボン。
 住宅地の道を横断するぐらいなら、ご愛嬌。

 この鳥、ファミリーで幹線道路を横断する。
 カルガモのお引越しと同じ。

 危険性に関して、どういう精神構造になっているのか、トントわからない。
 幹線道路で車が止まる、渋滞発生、運転手は気長に渡り終わるのを待っている。
 まっすぐ渡ればいいのに、ときどき道路を行ったりきたりする、はた迷惑このうえなし。
 切れたドライバーがその脇を走りぬける。

 ビックリした親鳥は飛んで逃げる、残された子ガモは中央グリーンベルトあたりでウロウロ。
 どうなるのだろう。
 でも、子ガモのひき殺された死体を見たことはない。
 ということは、気の長いドライバーに助けられて渡り切ったということになる。

 ここで問題発生。
 手前側と道路の向こう側と、子ガモがばらばらになることがある。
 これはどうなるのだろう。

 よく歩きます。
 親鳥はいいでしょう。
 でも飛べないヒヨコが歩くのですから、これは無防備。
 もちろん、私にだって容易に捕まえられます。
 一度、道路の段差を乗り越えられないヒヨコを捕まえて、歩道に上げたことがあります。

 この鳥の特徴、外敵がきたら、子どもなど捨て置いて、「親はさっさと逃げる」。
 だからこそ、交通頻繁な道路を横断しようなどという冒険にも突っ走しることができるのです。
 合理的にして、普遍的。
 俗称「子捨て鳥」。

 一列縦隊でのお散歩などやめればいいのにと思うのだが。
 最近、猫も犬も多いですから、数羽のヒヨコが数日のうちに半分になり、最後は1羽になってしまうこともある。
 プラバーのヒヨコと同じ。

 とくに隣家には高価にして傲慢なシャムネコがいる。
 私を見ると「ビンボー人、だい嫌い」と逃げる。
 そのうちこのネコ、とっ捕まえて川に投げ込んでやろうかと思っている。
 だが、お金持ちのネコなのでめったに外出しない。

 一羽でも育てばめっけもの。
 こういう鳥は自然の摂理で次から次へと子どもを生む。
 種族保存の法則でしょう。
 「また、猫の餌を生んでいる」と哀れんでいますが、どうにもなりません。

 比較的大柄な鳥だが、人が寄るとすぐに逃げる。
 車でそばによりそーっと窓から撮った写真なので、どうも思ったようにはゆかない。
 見えるところにいるのだが、写真が撮れないというもどかしさ。
 性能のいい望遠なら、いくらでもご自由にといったところ。
 でも、安いコンパクトデジカメでは、むずかしい。
 なんといっても、エサ場によってこないということが致命的。



● 歩道にいるウッドダック:車で近づいて窓から撮る。


 写真でみると、日本の「カモ」となんだかちがうと思いません。
 そう、「クチバシが尖っている」のです。
 日本のカモといっても詳しく知っているわけではないので、大きなことは言えませんが、クチバシはみな「アヒル」タイプで扁平だと思うのですが。


 日本語のWikipediaを見てみます。

 Wikipedia カモ
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 カモ科の鳥類のうち、「雁」に比べて体が小さく、首があまり長くなく、冬羽(繁殖羽)では雄と雌で色彩が異なるものをいう(カルガモのようにほとんど差がないものもある)。
 分類学上のまとまった群ではない。

 日本では主に「カルガモ」、「オシドリ」などが通年生息し、全国の河川や湖などで見られる。
 本邦では多くが冬鳥であるため、冬季には「マガモ」「コガモ」「オナガガモ」「スズガモ」など多種が見られる。

 食用ともされ、「鍋」や「すき焼き」にすると美味なものも多いが、臭みが多く全く食用に供されないものもいる(「鴨肉」と呼ばれるものの、実際には「アイガモ」が多い)。

 「鴨鍋」は現在では「ネギ」とともに煮ることが多いが、江戸期においては「セリ」が鴨の相手として好適とされていた。

 マガモを家禽化したものは「アヒル」と呼ばれる。

 日本語と異なり英語の「ダック:Duck」などヨーロッパの言語では、基礎語彙のレベルでは「野生の鴨」と「家禽のアヒル」を区別しないので、翻訳に際して注意が必要である。


〇 マガモ:[日本語Wikipedia]より


 食用カモの元々は「マガモ:真鴨」。
 肉は質、量ともに最高位という。
 それが飼いならされて「アヒル」になる。
 そのアヒルとマガモの掛け合わせが「アイガモ:合鴨」になる。

 アイガモは人間によって作られた「野生に存在しない雑種」のために、放鳥などは固く禁じられている。
 「合鴨肉」は鴨肉に比べると一般に脂身が多く、赤身は癖がなく柔らかいが味はやや薄い。
 ソバ屋などで鴨肉として出されるものは、合鴨の肉が多いそうだ。

 アヒル(鶩、または家鴨)は、カモ科のマガモから人為的に作り出された家禽(かきん)で、水鳥である。
 野生のマガモを飼いならして家禽化する際、体が大きく重くなり、翼は小さくなって数メートルほどしか「飛ぶことが出来なくなった」(個体や品種にもよる)という。
 用途は愛玩、食用、採卵、羽毛採集である。
 日本では公園などの池に放し飼いにされているほか、ペットとしても飼われている。

 アヒルは1年で150~200個の卵を産む。
 産卵は特に春が盛んである。
 一般的にアヒルは卵を温めないと言われているが、マガモの血が濃いアヒルは卵を温めることが多々あるという。
 アヒル料理はいろいろある。
 よく知られているのは「北京ダック」。
 北京ダックはアヒルだったのである。

〇 アヒル:[日本語Wikipedia]より


 しかし、どれを見ても、クチバシは扁平である。
 あたりまえのこと、マガモから分かれている。

 「なぜウッドダックのクチバシは尖っているのか」

 どこかに情報が載っているだろうと思っており、そのうち発見できるのではないかと楽しみにしています。
 ウエブの面白さはちょっとした素朴な疑問を、自分の手で探すことができるというところにもある。


 と書いてから、いろいろ調べてみました。

 ありました。
 下記のウエブは鳥について知識の豊富な方が書いているようで、これまでいろいろ参考にしています。
 抜粋ですので詳細はウエブで見てください。
 いい写真がたくさん載っています。


★ 尖ったくちばし[Australian wood duck] 井の頭のできごと 2005年10月
http://homepage2.nifty.com/tnt-lab/nat/inok510/inok510.htm

 「ガン」と付けられたのは、おそらく、この尖り気味のくちばしのためではないでしょうか。
 ガンの顔つきに似ている気もします。
 なお、「タテガミ」とは、写真には写っていませんが、頭の後ろからうなじにかけて長めの毛が生えているからです。

 しかしながら、体型的にはカモだと思います。
 ガンなら首が「もっと長く」なくてはいけません。
 それに、「雄と雌で模様が違う」のもカモ的です。
 例外があるかもしれませんが、「ガンは雌雄同色」です。
 さらには、ヒナの模様もカモのヒナに似ています。
 尖ったくちばしは確かにマガモなどの平たいくちばしとは異なりますが、オシドリのそれには似ています。
 以上の点から私はやはり、この鳥は「カモだと思う」のです。

 それに私としては、ガンなら「雁行」をしなくてはいけない、という絶対条件を課したいところです。
 もしこの鳥が飛ぶとき「く」の字型の編隊飛行をするのなら、他の点は無視して、すぐにガンだと認めますが、どうなのでしょうか。
 雁行をするなら群れで行動をしているはずだし、「リーダー」がいそうですが、この鳥が数羽集まっているところを観察しても、そのようには見えませんでした。
 もっとも今は繁殖期なので、いつもとは違う生活をしている可能性はあるかもしれません。
 正式にどう分類されているのかは、日本に戻ってからゆっくり調べたいと思います。

 ところでこの尖ったくちばしは、マガモなどのように食べ物を水と一緒に取り込んで濾しとるのではなく、おもに地上で食べ物をつまみ採る彼らの生活ぶりに合致しています。
 オシドリのくちばしがそれと似ているのも、おそらく同じ理由なのでしょう。


 ウッドダックの日本名は「たてがみ雁(タテガミガン)」。
 名前がカッコイイ。
 カモでなく「ガン」なのです。

ということは「ガン」とは「クチバシが尖ったオスメス同色の長首カモ」ということになる。
 「まるで知らなかった」
 鳥については、スズメかカラスか鳩を見る程度の知識しかなかった。
 それを無謀にも、インターネットを頼りに、庭に来る鳥のチェックをはじめたため、無知の底が見えてしまった。

 「ダック:Duck」と言ってすぐに思い出すのはデイズニーの「ドナルド・ダック」。
 ドナルドは扁平なクチバシをしている。
 そのせいでダックとは「カモ」とばかり先入的に思い込んでいたのが間違いの元であった。
 でもやはり、Wikipediaで「雄と雌で色彩が異なるもの」がカモと云われれば「カモ」と思うのが一般的。


 日本語Wikipediaを見てみる。

 雁(がん、かり)(異字:鴈)とは、カモ目カモ科の水鳥の総称。

 大きさはカモより大きく、ハクチョウより小さい。
 東西で狩猟の対象であったが、日本では急速な減少から保護鳥の対象となった。
 現在は禁猟。
 日本ではマガン、カリガネ、ヒシクイなどが生息し、北海道宮島沼や宮城県伊豆沼などに冬鳥として飛来する。宮城県の県鳥でもある。
 家禽はガチョウ(鵞鳥)と呼ばれる。


〇マガン:[日本語Wikipedia]より


 ということは雁は「カモ目カモ科」ではあるが「カモではない」ということになる。
 ウッド・ダックは「木鴨」ではなく「木雁」になる。

 「カリ」でよく知っているのは浪曲の国定忠治の赤城山の別れの場。
 「カリが北の空に飛んでいか。赤城の山も今夜を限り、可愛い子分のてめえ達とも別れ別れになるかどでだ。加賀の住人小松五郎義兼が鍛えしワザもの、俺には生涯テメエという強い見方があったのだ」
 「親分」
 というあれ。


 ガンのサイトから。

★ 特集:ヒグマ ファウラ01_鳥への想い
http://nature.kitaguni.tv/faura/faura_01/index09.html

 ガンの飛行の魅力に出合ったのはもう20年近くも前のことだ。
 つくば科学万博で見た巨大スクリーンに映し出されたガンの迫力。
 飛行するガンが大アップで画面いっぱいに映し出された。
 ガンが生まれた時から人間に慣れさせ、グライダーを並行して飛行させながら撮影したらしいのだが、静かな空をバサッ、バサッと羽音を立てながら淡々と飛んでいく姿を、真横から上からカメラが捕らえていた。
 まさにガンの息づかいが聞こえてきた。
 その姿は強烈に心に残った。
 こいつはカッコイイ鳥だ、と思った。

 それからしばらくして、宮城県の伊豆沼に行った。
 言わずと知れたマガンの飛来地である。
 地元の人に見るためのポイントなどを教えてもらう。
 何の変哲もない沼だった。
 小さな駅前旅館に宿を取り、夜明けを待つ。
 寒い。
 起きるのにひと苦労する。

 4時ごろから沼の端で待つ。
 ひたすら待つ。
 ガンたちは水面で動かない。
 夜空が白み、あたりが薄明るくなる。
 いったい何羽いるのか、水の上でじっとしているのでなんとも見当がつかない。
 まだ動かない。
 朝日がのぼってくる。

 突然、である。
 バサバサバサ、と音がしたかと思うと、マガンがいっせいに飛び立ち始めた。
 翼の風切り音が最初は小さく、数秒後には「ぐわーん」とあたりに響く。

 目の前が暗くなった。
 空がガンで埋まる。
 バサバサバサバサ。
 羽音と鳴き声が続き、あたりは騒然となる。
 鳴き交わしながらガンたちは次々へと空へ上って見えなくなっていく。

 私はしばし呆然とその姿を眺めていた。
 なんという光景。
 なんという鳥たち。
 その迫力にただただ圧倒されていた。
 大型鳥の力強さ。
 渡り鳥のたくましさ。
 ガンは飛ぶ姿が美しい。
 その姿は人の心に何かを訴えかけてくる。


 サイトの著者の述べている「ガンが生まれた時から人間に慣れさせ、グライダーを並行して飛行させ」るというのは、昔、テレビで見たことがあります。
 記憶はおぼろですが、この鳥、確か生まれたときに最初に聞いた音を発するものを母親だと思い込む性質をもっているそうで、それを利用して、はじめに軽飛行機の音を聞かせ、飛行機を母親と思い込ませて育てる、というものでした。
 そして、飛べるようになると、軽飛行機が空を駆けるとき、母親だと思いこんだ鳥は、爆音にもめげずにその後ろをついていくというものだったように思います。

 そこで、この飛行機と一緒に飛行する雁の群れのビデオがあってもいいはずだと思って探しました。
 残念なことに、今のところ見つかっていません。
 もし、探し当てたら載せたいと思っています。



● はす前の家へ入る7羽のウッドダック。

 先日、友達の家にいったら「カモ鍋」をご馳走してくれました。
 もちろん「セリ」ではなく「ネギ」です。
 近くにカモを飼育しているところがあるそうで、そこで手に入れられるそうす。
 肉はなんだろう。
 ウッドダックかそれともアヒルだろうか。

 ちなみに、ここではアヒルは見たことがない。
 野鳥を飼いならして食用にするという文化は、ほとんど浸透していないためであろうか。
 そういえば、日本食レストランでは「合鴨」の料理のメニューがあり、北京ダックの店もある。
 アヒルはマガモを飼いならしたものだというが、ここにいるのだろうか。
 飼育場があるということになると、アヒルはいそうである。
 出会わないだけかもしれない。

 でも、アイガモは「野生に存在しない雑種」のために放鳥は固く禁じられている、とのことであるから、いないだろう。
 ここは「野生」ということに結構ウルサイ。
 生物種を絶滅させた最も多い国という「罪科」を背負っている。
 だから、動物愛護団体のパワーが強力になってくる。
 もし、いないとなるとその肉は輸入肉ということになるが。

 ダックの首根っこをひねって、羽根をむいて、鍋料理にするか、などと考えないでもないが。
 料理は苦手なので、まずやることはないでしょう。
 でも、ネギしょってきたら、「カモネギ音頭」でどうするかわからない、かな。

 ところで「カリ鍋・ガン鍋」というのはあるのだろうか。
 ここでは「カモ」も「ガン・カリ」も同じ「ダック」だから、あのご馳走になった鍋は「かも鍋」だったのだろうか、それとも「かり鍋・がん鍋」だったのだろうか。


● 車の中からウッドダック


 てなことを書いたら、またまたあったのですね、おもしろものが。
 「雁はおいしいか」というテーマ、なんと「Yahoo 知恵袋」に。


★ ガンっていう鳥は食べられますか?おいしいですか? - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211292712

 ベストアンサーに選ばれた回答
────────────────
 美味しいですよ、でも勿論捕ってはいけません。
 ガンを飼いならしたものが「ガチョウ」です、高級食材ですよね。

 ベストアンサー以外の回答
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1.食うと・ガン・に成るから食べられないのでは。
  食った話は聞いた事が無いから美味くないのでは。

2.「だいぞうじいさんとがん」ってタイトルの物語が小学生の教科書に載っていた気がします。
  確かだいぞうじいさんはがんを捕らえて食べる猟師だったと思います。
  小学生の教科書に偽情報が乗るはずがないので食べれるんじゃないですか。
  味は保障できません。

3.豆腐料理で「がんもどき」って知っていますか?
  参考にしてください。


 あの「がんもどき」は「ガン肉もどき」の味がするのだろうか。


 「美味しいですよ、でも勿論捕ってはいけません。ガンを飼いならしたものがガチョウです、高級食材ですよね。」
 とありますが、捕ってはいけないとすると、この方はガチョウを食べたのでしょうか。
 飼いならしたものですから、ガチョウは食べてもいいのでしょう。



〇 ガチョウ:[日本語Wikipedia]より


 ひじょうに長くなってしまいました。
 長いだけで、内容はないカモしれない、どうでしょう。


● 車の中からウッドダック



【☆☆☆ 追稿:11月以降 ☆☆☆】

 5倍光学望遠のコンパクト・デジカメを購入しました。




● ウッドダック:オス(上)・メス(下)









 ● ウッド・ダックとブラック・ダック


 「Wikipedia」は下記になります。
 日本語モードで「Australian Wood Duck」と入力し、下の記事が検索されたら[このページを訳す]をクリックしてください、日本語訳版になります。Wikipediaの写真はクリックすると「拡大」できます。

★ Australian Wood Duck - Wikipedia, the free encyclopedia [このページを訳す]
http://en.wikipedia.org/wiki/Australian_Wood_Duck




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2008年6月19日木曜日

野鳥と遊ぶ:ロングビルド・コレーラ


● コカツーを追い出すロングビルド・コレーラ
  横の大きな木に1羽いて計6羽でやってきた。


 野鳥と遊ぶ:ロングビルド・コレーラ
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 見た目、誰でも感じる印象は「凶悪・凶暴」。
 やむ得ない、何しろダンプ系二番手の鳥だ。
 俗称「ブル」。


● ロングビルド・コレーラ

 目の周りが赤い。
 正直、気持ちが悪い。
 目玉が大きく、クチバシは大きく、そして目のまわりが赤いとなると「気持ちが悪い」と言って差し支えない。


● ちょっと不気味さを感じさせる鳥、ロングビルド・コレーラ


 これがガラーほどではないが集団でくることがある。
 ガラーの「桃色」は心理的あるいは宗教的威圧感がある。
 色心理ではどうだろう、桃色ではなく、紫がかったところにそういう傾向があるのかもしれない。

 ロングビルドの方は「目が血ばしっている」という感じで、いわゆる物理的な凶暴性がただよっている。
 でもこいうレベルでは、ガラーほどの精神的圧迫感はない。
 「カリスマ」というのは、精神性の問題で、パワーの問題ではないようだ。
 木刀一本で追い払えるだろうといった程度のもの。



 パワー全開、一見豪快な鳥、ロングビルド・コレーラ


 見た目あまり好きになれないが、でもなんとも面白い鳥。
 これが慣れてくると、楽しさいっぱいの鳥になるから不思議。


 ●なんとも面白い鳥、ロングビルド・コレーラ


 ところで手持ちの図鑑で調べると、リトル・コレーラは内陸部に生息し、海岸沿岸部はその領域に入っていない。
 しかし、前稿の写真のようにやってきている。

 もっと分かり難くかったのはこのコレーラ。
 この鳥、ビクトリア州とNSW州の一部にのみに生息しており、東海岸にはまったくいないことになっている。
 でもときどき姿を見せる。
 一、二羽ならはぐれ鳥ということもあるが、あるときは十羽ちかくでやくる。
 大きな鳥なので、すぐに形を覚られ、特徴も際立っている。
 図鑑で探すと、この地方にはまるで生息していない鳥がそれに該当する。
 とすると、ここに来ている鳥はいったいなんだろう。
 図鑑に載っていない鳥がいるのだろうかと、長いあいだ疑問を抱えていた。


● 図鑑に載っていないのに?、ロングビルド・コレーラ


 インターネットが入り、Wikipediaで検索したら、昨今、東海岸の一部が生息領域になっていることが分かった。
 ということは、図鑑は1996年版だが、相当に早いスピードで生息領域が海岸線を北上しているということになる。
 コレーラの生息領域は確実に、それも急速に拡がっていることは確かである。
 生態系が変わってきているということであろうか。

 下記のホームページから、宣伝用の写真を援用させてもらいます。
 これに地図が載っています。

★ 豪遊記
http://www.goyouki.com/info/doubutu/BushBirds3.html

 Long-billed Corella テンジクバタン
 テンジクバタンはオウム目オウム科で、オーストラリア原産のバタンインコです。
 もちろん言葉を覚える事が出来、長い寿命を持っています。
 集団で生活し、木の実や根を掘るために非常に大きなくちばしを持っています。
 特徴は、真っ白い身体にカラフルなピンク色の額と胸にラインがあり見分けやすいです。
 大きさは40センチ程になります。



 この地図で見るように生息領域はビクトリア州が主になっています。

 下記にWikipediaの地図を載せておきます。
 比べると分かりますが、東海岸の一部が赤く塗られ、新たに生息領域になっています。
 現在は、この範囲が更に北に広がり、拡大しています。
 目下、鋭意北上中、膨張中といったところのようです。
 実際、我が家はこの赤領域にまるで入っていません。

●ロングビルド・コレーラの生息域の広がり:[Wikipedia]より


 「ひょうきんレベル」では群を抜く鳥である。
 こんな鳥みたことがないといった、芸をする。



● じわじわと好きになってくる鳥、ロングビルド・コレーラ
  あだ名「スーパーひょうきん鳥」


 和名テンジクバタンとは「天竺巴旦」と書きます。

 おそらく、中国語訳で天竺巴旦と書き、それをそのまま日本語読みにしたのではないかと思われます。
 コッカツーをキバタンといい「黄巴旦」と書きますが、「巴旦」とはインコの中国表記なのかもしれません。
 でもそれが何故「天竺」につながるのでしょう、原産はオーストラリアとありますが。
 天竺というと、西遊記の孫悟空の活躍を連想して、インドの山奥を想像してしまいます。
 何か関係があるのでしょうね。


●人を恐れませんので慣れてくると目の前までやってきます。

 リトル・コレーラは若干、人見知りします。
 でもロングビルドはさほどに人を恐れません。
 慣れてくればコカツーと同じほどに慣れなれしくなるのではないかと思えます。
 それだけ面白さが倍増する鳥ともいえます。





 ● 足を使うロングビルド・コレーラ


 野生でのビデオはこちら。

★ YouTube - Long-billed Corella pair preening at dawn [37秒]
http://jp.youtube.com/watch?v=LbdVQ0U7XSA&feature=user

★ Longbilled Corella (Cacatua tenuirostris) Video [27秒]
http://vodpod.com/watch/84098-longbilled-corella-cacatua-tenuirostris

★ corella crazy - AOL Video [4分10秒]
http://video.aol.com/video-detail/corella-crazy/2879925898


 この最後のビデオ、長いですが、いろいろこの鳥の性格を教えてくれます。
 コカツーを俗称「ワル」と言いましたが、こいつはそれに輪をかけてすごい。
 見た目の印象「凶悪」とまったく同じ。
 いわば「スーパーワル」。

 コカツーは木の葉をちぎって落として、小さな木なら丸坊主にしてしまうが、なんとなんとこいつは地面を掘り返してしまう。
 俗称通り「ブル」だ。


 ● 上の草の根を食べるために、芝が掘り起こされてしまう


 「ロングビルド」とは長いクチバシの意味。
 写真で見るとわかりますが、クチバシの先にさらにクチバシが伸びています。
 ちょうど、ツメを長く伸ばした感じ。
 それが強烈。
 まるでスコップ並みのクチバシ。


 ● 悪食のロングビルド・コレーラ

 あまりにクチバシが発達しすぎて、逆にモノを食べれなくなってしまった。
 しかたがないので、足を器用につかって口まで食物を運ぶことになった。
 と、思ったのだがとんでもないこと。
 やたらと器用で、そしてコイツ、とんでもない悪食。


 ●楽しさいっぱい目一杯の鳥、ロングビルド・コレーラ

● 悪役コンビ:コレーラ兄弟
  右遠くに写っているのはガラーです。

 悪役のコレーラ兄弟ですが、どちらが強いと思いますか。
 名前からいくと、あるいは雰囲気から見てもリトルが弟で、ロングが兄貴といった感じですね。
 写真では上がロング、下がリトルです。
 とすると、兄貴のロングの方が強い、となります。

 でもそれは間違い、正解は「リトルが強い」です。
 いつもは仲良くやってきます。
 合わせて14羽やってきたことがあります。
 でも、戦うとリトルがつよい。
 その気になるとエサ台ではリトルはロングを威嚇して追い出します。



● いつものようにコカツーを追い出すロングビルド・コレーラ


 なを、リトルとまったく同じでロングビルドの羽根冠の下、つまり頭のてっぺんは赤です。
 さらに、首の真下あたりが赤ですが、その上の首の回りは白い羽根で、その下には、赤色の羽根が隠されています。
 よって、首周りの羽根をブルンと逆立てたときは、白い羽根の奥に見える赤い羽のコントラストが鮮やかに映える。
 その赤い羽根が首下あたりで外にせり出してきて、いまの形になったようです。
 もしかしたら「紅白」で縁起のいい鳥なのかもしれない。



仲良しコンビ、ガラーとロングビルド・コレーラ


 ペットのビデオはこちら。

★ Ball Throwing Bird
http://au.youtube.com/watch?v=qij9ODmiu0s&feature=related

★ Apollo Attacking!
http://jp.youtube.com/watch?v=xvoFfukquGQ&NR=1

★ Apollo Hopping
http://jp.youtube.com/watch?v=oGuhiJxcK94&feature=related

★ Apollo
http://jp.youtube.com/watch?v=At4JFoxPguE&feature=related


 「Long Billed Corella」と入力しますと、たくさんの「Youtube」あるいは「Video」を検索することができます。
 見ていて飽きない鳥です。



● 弱そうなリトルを狙って反撃に出るロングビルド。




● オー、なんと、弱虫コカツーがブルを追い出した。
  南の島に雪が降る、ぞ。
  望遠ではありません。
  デジカメを持つ手を目一杯伸ばして撮った写真です。
  これだと、大半シャッターを切るときブレるのですが、たまたまうまく撮れました。

 リトル・コレーラで書きましたが、最近エサ台をめぐっての攻防が激しくなってきています。
 「強さ」でいくと、リトル、ロンビルド、コカツーの順になる。
 レインボーがコカツーの前に入るが、これは種が違うので除きます。

 ところが、写真でみるように、ロングビルドがリトルを追い出し、あの弱虫コカツーがロングビルドを追い出している姿が見られるようになってきています。
 「下克上」の世界が発生しているのです。
 エサ台という小さなパイを争うとなると、そうなるのかもしれない。

 観客にとっては、目の前でこれらが繰り広げるバトルはなんとも言えずに面白い。
 エサ台の前の椅子に腰掛けて、のんびりとその一瞬を撮ろうとレンズを向けている。
 望遠なしでは、そのくらい近づかないとうまくいかない。
 ところがなんとなんと、そこそこ注文通りに、カメラの前でやってくれるから、これがタマラナイ。


 さらにネバー・ギブアップ鳥のマグパイがからんでくる。
 エサ台の下でうろうろしているマグパイに檄をとばす。
 「イケー、マグパイ」
 声援に押されたのか、マグパイがエサ台にとりつくから、これまたうれしさ十倍わくわく百倍になる。




● 狭いエサ台に3羽とは


 コレーラの名を持つ鳥はあと一つ「Western Corella:ウエスタン・コレーラ」がいます。
 これはリトル・コレーラの亜種と分類されており、西海岸のみに生息している。


 「Wikipedia」は下記になります。
 日本語モードで「Long-billed Corella」と入力し、下の記事が検索されたら[このページを訳す]をクリックしてください、日本語訳版になります。Wikipediaの写真はクリックすると「拡大」できます。

★ Long-billed Corella - Wikipedia, the free encyclopedia [このページを訳す]
http://en.wikipedia.org/wiki/Long-billed_Corella




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【〇〇〇】
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 先般、「little Corella」を「リトル・コレーラ」と書いて公開しました。
 翌日、「リトル・コレーラ」で検索したところ、200件ほどのサイトが出てきた。
 ところが、その9割方がバレー関係です。
 鳥の記事がまるで場違いで、「何でこんなところに入れてくれたのだ」と肩身が狭そうで可哀想でした。
 ダンプ系の鳥と美的なバレーでは月とスッポン、デイスカバリーと紙飛行機、まったくもって釣り合いがとれない。

 なら、この気になるこの「コレ-ラ」とはいったいいかなるものなのか、興味が猛然と湧いてきました。
 こういうとき、実に便利なのがインターネット。
 アットいう間にエッセンスを探しだしてくれました。

 短い「アンヘル・コレーラ」のビデオです。
 見させてもらいました。
 バレーのような高尚な世界にまるで縁がありませんが、ウーン、たしかにこれは「すごい」と思いました。
 人の「連続的運動美の極致」といった感じ。
 多くの人が熱中するはずです。
 下記にのせておきます、1分半ほどですのでどうぞ。


■ YouTube - Angel Corella - Le Corsaire
http://jp.youtube.com/watch?v=Ktsyc0rf40c


 知識として Wikipedia も載せておきます。

 アンヘル・コレーラ (A'ngel Corella, 1975年 - )は、スペイン・マドリード出身のバレエダンサー。
 早くからスペイン国内で数々の賞を受賞。
 アメリカン・バレエ・シアター(以下ABT)の芸術監督を務めていたナタリア・マカロワに才能を見いだされ、彼女にABTのオーディションを受けるよう勧められた。
 1995年4月にソロイストとして入団。早くも翌年にプリンシパルとなった。
 2003年、スペイン国民賞受賞。
 ゲストとして、ロイヤル・バレエ団、ラ・スカラ・バレエ団、ニューヨーク・シティ・バレエ団、東京バレエ団などの公演に参加。
 バレエ・フェスティバルへの参加も数多い。
 『アンヘル・コレーラとアメリカン・バレエのスターたち』という自身のグループを率いてスペインをツアーした。
 近年は、イギリス女王エリザベス2世やアメリカ大統領の前でも踊った。
 古典バレエ作品のほとんどを踊っており、そのテクニック・音楽性・役柄を自ら消化しものにする感性の持ち主である。


 ロングビルド・コレーラがテーマなのだ、どうもアンヘル・コレーラになってしまった。
 興味を持つのはいいことだが、これは少しやりすぎ。
 「野鳥とあそぶ」とはまるで関係ない。





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●folder(A201)


2008年6月16日月曜日

野鳥と遊ぶ:リトル・コレーラ


 ● コカツーを追い出すリトル・コレーラ。


 野鳥と遊ぶ:リトル・コレーラ
━━━━━━━━━━━━━

 「Corella」、ロゼーラと同じ引き伸ばし音の「lla:ーラ」で「コレーラ」。

 トヨタの「Corolla:カローラ」と同じ音である。
 字数ならびに子音はそっくり同じで、母音が1つ違うだけ。

 ちなみに、Wikipediaの自動翻訳だと「コレラ」と表示される。
 この「コレラ」で検索するとトップがWikipedia で、内容は法定伝染病の病名病原菌のコレラである。
 そして、次から次へと病名コレラの情報が出てくるので、これは採用するにちょっと無理がある。

 「Corella」あるいは「コレーラ」で検索してみると、「アンヘル・コレーラ」というバレエダンサーの名前が出てくる。
 世界的に有名なダンサーで、日本でも熱狂的なファンが多いらしい。
 日本語Wikipediaにも載っている。

 サイトを検索したところではカタカナ表記は避け、「Corella」とそのまま書くか、和名「アカビタイムジオウム:赤額無地鸚鵡」で書いている方も多いようです。

 ここでは誰もが納得できる無難なところで、ロゼーラ、カローラ、コレーラと音を踏んで「コレーラ」で統一しています。


 ● リトル・コレーラ。


 コカツーは図体の割りに目が小さい。
 その目を大きくして、目の回りに灰色のリングをつけたのがコレーラ。
 灰色の穴あき銭を目玉に貼り付けたような感じ。
 大きさはコカツーより一回りほど小さい。
 しかし、目玉のせいであろうか若干粗暴の雰囲気を持っている。


 ● リトル・コレーラ。


 頭にトサカのあるのとないのと二種類いる。
 オスメスの違いかと思ったがそうでもないらしい。
 エサ台の二羽は共にトサカがついている。
 どうも種分けがあるように思える。
 と、疑問をもったのだが。

 無駄な骨折り。
 あのトサカは、そう見えるだけでただの羽根であり、羽根を逆立てるとトサカあるいはタテガミに見えるだけ。
 元にもどすと頭の上にスッポリかぶさるようになっている。
 面白くもない疑問であった。
 なを、羽根を立てたとき、これを後ろからみると、頭の天っぺんが「赤い」。
 ちらりと見ただけだが、これは発見である。
 この赤い頭を、上のトサカ羽根がすっぽりと傘のようにおおう、というわけである。


 ● リトル・コレーラの羽根冠、頭の羽が逆立つだけ。


 「カローラ」の英語の意味は「花冠:ハナ-かんむり」だそうである。
 とすれば「コレーラ」は「羽根冠:ハネ-かんむり」になる。
 「羽冠」は「うかん」と読み、コッカツーなどのトサカだが、羽根冠は通常の羽根が立ち上がるという意味で使っている。

 この目玉の大きさはパワーを感じさせる。
 コレーラというバレエダンサーのもつであろう優雅さなどはどこにもない。
 カローラの世界ナンバ-ワン販売台数を誇る人気車のインテリジェンスもみあたらない。
 強いて言えば、小型ダンプといったところ。


 ● 目玉の大きい鳥、リトル・コレーラ。


 昔、「ダンプ・松本」という悪役の女子レスラーがいた。
 対する美人レスラーに「ミミ・萩原」がいた。
 その手でいくと「ダンプ・コレーラ 対 ミミ・ロゼーラ」になるか。
 半分、名前で遊んでいる。
 言い換えると、面白半分になれる、ダジャレがぴったり合う、そんな雰囲気を濃厚にもっている鳥ということである。



 ● マグパイ、レインボーとリトル・コレーラ。

 エサ台の王者はレインボーである。
 しかし、このレインボーがコレーラが振り向きざまの一瞥で、もうそれだけで、にらまれたカエルのように萎縮してしまう。
 レインボーにとって「こいつだけは別格だ」、そんな感じでエサ台の下をウロウロ。


 ● しかし中にはレインボー一族の名折れだとばかり果敢にアタックするヤツもいる。


 ちなみにコカツーは追い出された後、ハナから近寄ろうとしない。
 根っからの弱虫。
 「イヤな奴がやってきた」と、思っているのだろう。


 ● いやな奴、リトル・コレーラ。


 ところが最近、エサ台で奇異なことが起こっています。
 これまではレインボーとエサ台を分け合っていたコカツーですが、これにコレーラが加わったため、エサ台を追い出される度合いが非常に高くなってきました。

 そのためか、ときにあの弱虫のコカツーがコレーラに歯向かうケースが出てきたのです。


 ● 弱虫だって弱虫の意地がある。
   追い出しにかかったコレーラにはむかうコカツー。
   なんとも珍しい風景。


 ● リトル・コレーラにはむかうコカツー。

 いまのところ、2羽のコカツーを追い出しにかかったときに、コカツーは連携でコレーラに立ち向かっていくようです。
 では、それ以外のケースではどうなっていくのか。
 ちょっと見ものの昨今です。


 ● なかなか味のある鳥、リトル・コレーラ


 コカツーは声の悪さを除けば二枚目である。
 写真に撮って引き立つ器量をしている。
 写真に声は写らない。

 コレーラは役が一枚落ちる。
 三枚目であり、ブサイクである。
 見るに楽しめるツラはしていない。
 でも、三枚目の面白さは十分もっている。


 ● はじめの1羽を追い出しにかかるリトル・コレーラ。


 見慣れてくると妙に味のある気配を放っていることが分る。
 ペットで飼うなら、コカツーよりこっちの方が楽しいだろう。
 でも、なんとなく何をやらかすかわからないという不安がある。
 部屋の中をメチャクチャにされかねない、そう思える。
 なにしろ「ダンプ系の鳥」一番手だ。


 ● 写真を撮ってくれと催促するリトル・コレーラ。

 だんだん慣れてくると近くによっても逃げない。
 「写真を撮ってくれー」
 テラスまで寄ってきた。
 といっても、コカツーのように撮りたいという衝動は湧き上がらない。
 おざなりに撮った。
 「はい撮ったよ」
 「もっと」
 そんなにいらない。
 「またね」
 ちょっと損な鳥。


 ● 羽根を広げた写真をよく撮らしてくれる鳥


● コカツーやロゼーラとおなじく足を器用に使う鳥


 飼育されたリトル・コレーラのビデオがありました。
 まるで、じゃれる子猫ですね。
 面白いです、楽しんでください。


★ Messyparrot.com
http://www.messyparrot.com/Solo-my-Little-Corella.php
(中ごろの You Tube です)
<最近みたら、このビデオは削除されていました>

★ YouTube - Socks are EVIL!!
http://jp.youtube.com/watch?v=8vwy82Y3Oac


 ビデオを見るかぎりでは、ペットには間違いなく面白い鳥である。



 ● マグパイ、ロリキートとブラックダックと仲良くだが。

 リトル・コレーラはエサ台のエサのみでパンは食べないと思っていた。
 ロリキートにパンをやっていたときに、近くにやってきたので、パンをちぎって投げてやった。
 それに味をしめたか、最近は自らパン皿まで出向くようになった。
 とすると、ブラック・ダックとマグパイのバトルに、コレーラが割り込んでくるかもしれない。
 これは面白そうな展開が期待できる。



● 甘く見てはいけない鳥、リトル・コレーラ。

 ダンプ系ですので恐ろしいときもありますから要注意。
 攻撃に転じたリトル・コレーラのビデオをどうぞ。


★ Giant Bird Attack
http://jp.youtube.com/watch?v=C-vYX4Qo1hg&feature=related



● コレーラ兄弟
  上は手前がロングビルド・コレーラ、奥がリトル・コレーラ
  下はエサ台と左の3羽の計5羽がリトル、右の4羽がロングビルド。





● 望遠なしでここまで撮らしてくれるようになった鳥、リトル・コレーラ。


 「Wikipedia」は下記になります。
 日本語モードで「Little Corella」と入力し、下の記事が検索されたら[このページを訳す]をクリックしてください、日本語訳版になります。Wikipediaの写真はクリックすると「拡大」できます。

★ Little Corella - Wikipedia, the free encyclopedia [このページを訳す]
http://en.wikipedia.org/wiki/Little_Corella




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